嶺北地区は、高知市から山地ひとつを越えて北側にある吉野川中流沿いに広がる農業林業地区である。四国の中でもへそに当たる地域に広がる盆地であると同時に日本有数の多雨地帯もである。気候は清涼、水も豊富であるので産直市場等では米を始め多くの種類の野菜が生産される。 この野菜類を漬けものならぬピクルス(よく考えたら漬けもの)にしているのがこの食品。もちろん昔からあったものではないが、地元の日本野菜の酢漬けなので洋酒ならぬ日本酒にもマッチしているのがミソである。フキや大根、おくら、なす、にんにくから白ネギまで、漬けものなのですべての野菜で応用できる上、基本的にレシピは同じなので自分ちの台所でも気軽につくることが可能。いわば新しい地元家庭料理、新時代の漬けものとなるポテンシャルを秘めている。
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「あらゆる地元野菜を使っているので固定されたメニューは少ない。ちなみにこれは椎茸。」
あらゆる地元野菜を使っているので固定されたメニューは少ない。ちなみにこれは椎茸。
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