いよいよ来たか。どこかの酒蔵が日本酒にチーズをあわせるのではないかと心配していたのだが(笑)。というのもこのチーズ、四国カルストの牧場で作った牛乳をもとにして工房で手造りし、一週間に50個しかつくれないという超限定品。 もともと現代日本ほど「限定」とか「希少品」という言葉に弱いマーケットはないといわれ、とりあえずそれを謳えば中身はどうであれ飛ぶように売れる・・・というのが昨今の話題づくりの流行りごとである。酒にしても一部の酒蔵に同じような手法をとっているところもあるのだが(~_~;)。こういう商品はまずは疑ってかかった方が良いというのがプロのバイヤーのセオリーである。 しかもこのチーズは1個1500円。食べた結果、たとえ気に入らなくても他人に自慢しないと我が気がおさまらないレベルである(笑)。 四国四県の酒蔵代表による試食テイスティングにおいても、まずはこの話題になった。しからばいざ食べてみようということで日本酒とあわせたが、まずは意外とOK。そもそもナチュラルチーズ自体が想定外に日本酒とあうのかもわからないが、白ワインと同じ醸造酒としてみれば(相手の酒は選ぶのかもわからないが)考えられる。 それにしても気になるのはやはりこの価格。4合瓶の酒よりも高いんでないかい?1合を4分の1カットで飲まなければならないコントロールを要求されるアテである(笑)。
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「1個1500円と常識を越えた価格である。」
1個1500円と常識を越えた価格である。
「大きさはナショナルブランドのカマンベールとほぼ同じ。」
大きさはナショナルブランドのカマンベールとほぼ同じ。
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