南予では広くキジを食べる。もともとキジは狩猟鳥獣であり免許も狩猟方法も厳格に規定されているので、そうそう口に入る機会はないと思うのだが、鬼北町で最近、キジの養殖が始まったのである。ただ、昔から四国の山間部ではキジはごちそうのひとつであったので、新しい料理というわけでもない。むしろ(ジビエではないものの)古来の食文化を再発見するものでもある キジは焼いても良く刺身(新鮮で寄生虫のないものに限る)でも良く、西洋料理でも調理できるが、やはり日本酒にはキジ鍋であろう。日本酒を飲みながら野外で食べれば気分はもう殿様である(笑)。
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「適度な運動量を与えながら養殖されているキジ」
適度な運動量を与えながら養殖されているキジ
「キジ鍋はキジの出汁が決め手ということである。」
キジ鍋はキジの出汁が決め手ということである。
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